DOOM: The Dark Ages | 2025年6月PCアップデート | パストレーシング（一部のNVIDIA GPU）+ベンチマークモードのリリースノート

今回の2025年6月PCアップデートは、ゲームのPC版のみ対象です。このアップデートにより、一部のNVIDIA GPUにレイ再構成対応のパストレーシングが追加されます。また本アップデートには新しいベンチマークモードも含まれており、PCプレイヤーが様々な設定でシステムパフォーマンスを計測できるようになります。さらに、以前のゲームバージョンで発生していた既知の問題も本アップデートで修正されています。

パストレーシングがDLSS レイ再構成に対応

パストレーシングが、以下の表に記載のNVIDIA GPU・ビデオ設定・システム要件の範囲で正式対応となります。パストレーシングがDLSS レイ再構成と組み合わさると、光の反射が正確になり、以前の『DOOM』では不可能だった、物体の表面や反射の見え方が詳細になります。

必要なドライバー：NVIDIA 576.75以上

パストレーシングを有効にするには、ビデオ設定メニューに行き、パストレーシングの項目までスクロールし、パストレーシングをオンにしてください。レイ再構成を有効にするには、ビデオ設定メニューのパストレーシング項目内でノイズ除去を選択してください。ゲームプレイに戻る前に設定の変更が適用されていることをお確かめください。

他の対応GPUモデルをお使いの方も自由に低い設定でパストレーシングを有効化してゲームを起動できますが、その場合は60 FPS、正確なビジュアル、ゲームの安定性は保証されません。

『DOOM: The Dark Ages』のNVIDIAに関するパストレーシングとレイ再構成の詳細はこちらをクリックしてご確認ください。<link needed>

ベンチマークモード

ベンチマークモードでは、『DOOM: The Dark Ages』のステージの一部に一貫性のあるほぼ決められたルートが作成され、プレイヤーは様々なビデオ設定のもとで、システムパフォーマンスを確認することができます。このモードを使用することで、システムパフォーマンスをどこまで高められるかをチェックすることが可能です。

ベンチマークモードを利用するには、メインメニューのエクストラに行き、ベンチマークモードを選択してください。以下のいずれかのベンチマークステージを選択して実行できます。

ベンチマークステージの実行中はグラフが表示され、FPS、合計フレーム時間、GPUおよびCPUのフレーム時間を確認できます。画面下部の操作を用いれば、FPSとミリ秒でグラフのメトリクスを切り替えられるほか、グラフ表示のオン/オフも切り替えられます。

不具合の修正

特定のNVIDIA GPUで発生していた、FSRフレーム生成使用中にカットシーンで「Alt + Tab」操作を行うとゲームがフリーズしていた問題を修正しました

既知の問題

問題：特定のハードウェアと設定で、パストレーシングモードを使用してゲームを実行中、一部要素が魂の入り江「船頭」のカットシーンで正しく表示されないことがある

解決方法：今後のアップデートで修正できるか現在調査中です

問題：パストレーシングを有効にしたユーザーが、壁に張り付いた触手の敵のグラフィックアーティファクトを確認できる

解決方法：今後のアップデートで修正できるか現在調査中です